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正しい敬語、使えてますか?ビジネスマナーの基本、主な敬語と敬語の学習方法をご紹介

ただ暗記するのではなく使い慣れてしまう事が肝心

いきなり敬語を全て覚えるというのは至難の技です。
敬語とは言語であるので、時代とともに常に変化していますし、膨大な数が存在します。
全てを理解するのも覚えるのも現実的ではないのです。

それではどうすれば敬語が学べるのか?

答えは簡単です。まずは覚えながら慣れる事。実践を繰り返して身につけていく事。
自分が業務上よく使う言葉からピックアップして何度も声に出す事。
口にすればするほど自分の言葉になります。
短時間でも家でシミュレーションをすれば、より早くの成長が期待できます。
言い回しさえ覚えてしまえば「これは謙譲語だから」「これは尊敬語だから」と毎回悩まなくて良くなりますし、いつの間にか自然とその区別もできるようになります。

とにかく慣れる事がポイントです。

使用頻度の高い敬語をピックアップする

どこから練習すれば良いのか分からないという人は、まずは1日の自分の業務を振り返りましょう。
どんな会話をしているでしょうか?
社外の人間と接点がない場合も敬語は必要ですので、1日の行動を振り返りましょう。

・朝の挨拶・会話・電話応対・質問・昼の挨拶・外出先での挨拶・交渉・雑談まで

時系列で追っていけばどのような言葉を日々使っているかが分かると思います。
今はインターネットで簡単に敬語の検索ができますので、可能であれば思いつく言葉を全て敬語にしてみましょう。
丁寧語はあまり間違う事はないかもしれませんが、尊敬語と謙譲語がチグハグに覚え間違えてしまっている人が多いので、自信のある敬語も再度検索してみた方が安心です。

その後は、使い慣れるまでは違和感を感じるかもしれませんが、どんどん実践していきましょう。
英語と同じように、口が覚えてしまえばすぐに慣れスラスラと敬語が話せるようになります。

初めは丁寧すぎるのではないかと思うかもしれない敬語もありますが、丁寧すぎて悪い事はありません。自信を持って使いましょう。

今後使用頻度が増える可能性のある敬語をピックアップする

現段階で使用すべき敬語を学んだ後は、今後必要になるであろう敬語を習得しましょう。
敬語は外国語と違い全く知らない言語ではないので、すぐに使用しないとしても予習をしておくだけで、いざと言う時に口から出て来るものです。
そうすればどのような状況にも慌てずに対応ができます。

優先して歩覚えるべき要注意敬語リスト

よく使う敬語から学ぶ事をお勧めしましたが、それとは別に間違えやすい注意すべき言葉をまとめました。
世の中に間違ったまま浸透してしまっているような敬語もありますが、ここは優先して学びましょう。

間違いやすい敬語リスト

「すいません」

「すいません」は「すみません」の口語であり、丁寧な表現ではありません。

また、色々な場面で使用され意味がはっきりしない言葉ですので、御礼や謝罪には極力「すみません」ではなく「ありがとうございます」か「申し訳ございません」を利用するようにします。

「わが社」

社内で使用する言葉です。
社外には「弊社」または「当社」を利用します。

「私のほうで担当いたします」「書類のほうをお持ちいたします」

「ほう」は、幅広く使われている間違った言葉です。日本語として間違っておりますので「私が担当いたします」「書類をお持ちいたします」が正しいです。

「10,000円からお預かりします」

こちらも一般的に広まっている間違った敬語です。
「から」は不要であり「10,000円をお預かりいたします」が正しいです。

「500円のお返しになります」「こちらが契約書になります」

「なります」は本来物事が変化している様ですので、この場合は使用方法が間違っています。
正しくは「500円のお返しでございます」です。

「とんでもございません」

こちらも日本語として間違っています。正しくは「いいえ、とんでもない」となります。

「佐藤様がお越しになられました」

こちらも間違い。
正しい言い方だと「佐藤様がいらっしゃいました」「佐藤様がお見えになりました」です。

「本日はお休みをいただいております」

自分に敬語を使ってしまっています。
「本日は休みを取っております」で良いです。

「お召し上がりください」

二重敬語になってしまっています。
正しくは「召し上がってください」です。

目上の人に使用すると失礼にあたる要注意敬語リスト

「ご苦労様です」

目下の人に対して使用する言葉です。
基本的に「お疲れ様です」を使用するようにしましょう。

「了解しました」

多くの人に間違えられて認識されていますが、敬意のない表現です。
「承知しました」「かしこまりました」が正しいです。

「お世話様です」

こちらも「ご苦労様です」同様、目下の人に使う言葉です。
「お世話になっております」を使いましょう。

「参考になりました」「参考にさせていただきます」

こちらは「いただいた意見などを自分の考えの足しにする」程度の意味になってしまいます。
目上の人にから教えを受けた場合は「勉強になりました」の方が敬意が伝わるでしょう。

「どちら様ですか?」

こちらも一般的に使用されている間違った敬語です。
「様」がついているので丁寧な印象と思われるようですが、意味は「誰ですか?」なので「お名前をうかがってもよろしいでしょうか?」などに言い換えましょう。

「一緒に参りましょう」

参るは自分をへり下った謙譲語なので、これでは敬意を払うべき相手も自分と一緒にへり下ってしまっています。
「ご案内いたします」が正しいです。

「どちらにいたしますか?」

「いたす」は謙譲語なので失礼にあたります。
「どちらになさいますか」が正しい言い方です。

典型的な間違いをいくつか紹介させていただきました。
敬語は間違えたまま覚えると、再度学習するか指摘されるまで間違いに気づく事ができません。
そのため、間違った敬語を何年も使い続けてしまう人もいます。

敬語に関しては人の真似をすると間違えたまま覚えてしまう可能性がありますので、なるべく自分で調べて学びましょう。

まとめ

敬語は言語なので、使い慣れて自分の言葉にするのが一番です。
間違えやすい敬語なども紹介させていただきましたが、恥ずかしがらずどんどん実践を繰り返し、身につけましょう。
間違いを恐れない姿勢も大事です。何度か恥をかいたとしても、同じ間違いをしなければ良いだけの事です。

敬語が正しく使えるようになると、ビジネスマナーに自信が持てるようになります。

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