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課題管理ツール「JIRA」とは。使い方・特徴・評判・料金まで解説!

ビジネスシーンで役立つツール、「JIRA」について、特徴や利用料、使い方、実際の利用者の声まで、詳しく解説します。チーム全体のスケジュールやタスク、進捗状況等を管理でき、チーム全体の作業の効率化に役立ちます。プロジェクトを効率的に進めるために、「JIRA」の導入を検討している方は確認しましょう。
※記載されている情報は全て2019年9月調査時点のものです。

JIRAとは

JIRAとは、Atlassian社が開発するソフトウェアです。正式名称は「JIRA Software」といい、非技術系の業務プロセスを見える化して、仕事を効率化に役立ちます。JIRAとは、どのような情報共有ツールなのか、特徴や料金、使い方について説明します。

課題管理ツール

JIRAは、課題管理ツールです。チーム全体のタスクや計画を共有して、タスク管理や工数管理、進捗管理、スケジュール管理などを行い、プロジェクト全体を管理できます。

特徴

JIRAの特徴としては、以下の7点が挙げられます。

  1. 高いカスタマイズ性でアジャイル開発向き
  2. スクラムボードでコミュニケーションを活発化
  3. カンバンボードでタスクを可視化
  4. ロードマップで計画を共有
  5. 12種類以上のアジャイルレポート
  6. 課題とコードを結びつける
  7. Slackとの連携

チーム全体の作業スケジュールを作成して、タスクを可視化し、進捗状況を管理しながらプロジェクトを計画的に進められます。それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。

高いカスタマイズ性でアジャイル開発向き

JIRAは、チーム全体のタスクやスケジュールをユーザーが使いやすいように管理できる、カスタマイズ性の高いツールです。そのため、複数のチームが並行してプロジェクトを進める、アジャイル方式で開発を行う場合にも、管理しやすい特徴があります。

スクラムボードでコミュニケーションを活発化

JIRAでは、チームの役割やイベント、作成物、規則の指針を示すフレームワークであるスクラムを、「スクラムボード」上に可視化できます。JIRAのスクラムボードでは、チーム全体の作業が公開され、チーム全体の業務に関する情報がまとまる場所です。チームメンバーはいつでも全員アクセス可能で、やるべきことが明確になるので、チーム全体の透明性が高まります。

カンバンボードでタスクを可視化

JIRAには、チームが次に行うべきタスクが全て分かる「カンバンボード」と言われる機能があります。カンバンボードにタスクが可視化されると、作業ノウハウなどの情報も見える化できて、最短期間での最大のアウトプットを継続的に提供できます。

ロードマップで計画を共有

JIRAでは、チームのプロジェクトをロードマップに描いて、計画を共有できます。例えば、ガントチャートで全体スケジュールを作成したり、作業の工数を計算したりして、プロジェクトと作業との関係性を明確にして作業を行えます。

12種類以上のアジャイルレポート

JIRAには、チームメンバー全員がアクセス可能なデータを反映させたレポートが、デフォルトで12種類用意されています。レポートには、チームのパフォーマンスがリアルタイムに反映されるので、工数配分を適正化して、チーム全体で効率的に作業を進められます。

課題とコードを結びつける

JIRAは、他の情報共有ツール等と結びつけて、情報を連携させられます。別の情報共有ツールで蓄積・共有された情報を、連携されたJIRA上のタスクである「チケット」としてすぐに登録して整理できます。

Slackとの連携

JIRAは、情報共有ツールである「Slack」と連携できます。JIRAと情報共有ツールが連携できると、チャット上でアイディアを出し合ってまとめ、それをJIRAで計画に落とし込めます。

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