文書・文章作成

文章の書き方が学べる本12選。ビジネス文書・ブログ・キャッチコピーなど

1.伝わる・揺さぶる!文章を書く

この本では、「意見」「望む結果」「論点」「読み手」「自分の立場」「論拠」「根本思想」の7つのポイントをもとに、読み手の感情を揺さぶるための技術を紹介しています。著者である山田ズーニー氏は、長年高校生の小論文の指導に携わっていたため、こちらの本も学生にも読みやすい内容となっています。さらに、会話のコツについても言及しているため、コミュニケーションが苦手な方にもおすすめです。

2.人を操る禁断の文章術

こちらは、メンタリストのDaigo氏による本です。人心掌握や大衆煽動など、メンタリストのテクニックを交えた書き方を解説しており、多くのブロガーやライターが参考にしています。さらに、ブログやSNSだけでなく、説得力の増すプレゼン方法や報告書の作り方など、ビジネスパーソンにも役立つ技術も収容されています。

3.「言葉に出来る」は武器になる。

こちらは、言葉で人の心を動かし、自身のビジョンを伝える手法について解説されています。著者は、「仕事をするならタウンワーク」「世界は誰かの仕事でできている」など、有名なキャッチコピーを生み出した梅田悟司氏です。人を動かす表現の生み出し方について、誰でも実践できる方法で紹介されています。キャッチコピーに限らず、プレゼンや志望動機にも役立つ方法のため、幅広い方におすすめできる1冊です。

基礎は問題なくテクニックを身につけたい方におすすめの本

これまでは、基礎知識が身につく本をご紹介しました。さらに、文章のテクニックを磨きたいという方は、以下の本がおすすめです。

  1. キャッチコピー力の基本
  2. 武器としての書く技術
  3. 伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則

これらの本は、ブログの文章の書き方を勉強したいなど、基礎を身に付けたうえでさらにスキルアップしたい方向けの本です。

1.キャッチコピー力の基本

こちらの本は、キャッチコピーに特化した1冊です。著者である川上徹也氏は、コピーライターとして50社以上の広告制作に携わり、その経験に基づいたキャッチコピーの77のテクニックを紹介しています。「具体的な数字を入れる」「本音で言い切る」「特になること、効果を入れる」など、すぐに実践できるテクニックがメインです。著書に「仕事はストーリーで動かそう」があり、交渉力やプレゼン力など会話力の向上に役立ちます。

2.武器としての書く技術

月間30万PVを獲得したブロガー、イケダハヤト氏の本です。「書くことをお金に換える」をモットーに、収入の得られる書き方について言及しています。実際、イケダハヤト氏はブロガーとしてお金に変える技術を身に付け、その経験を基にテクニックが紹介されています。書くことを仕事にしたい、書いて物を売りたいという方におすすめの本です。

3.伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則

こちらは、読者が思わず読み進めたくなるような87のテクニックを解説した1冊です。書き方だけでなく、短時間で文章を作成する方法についても収容されています。さらに、Wordの使い方のコツや読まれるブログの書き方など、ブロガーに有益な情報も多く掲載されています。著者の山口拓朗氏は、「伝える力【話す・書く】」の研究所所長を勤めており、著書の「ダメな文章を達人の文章にする31の方法」もおすすめです。

伝わる文章を書くための基本

これまで、文章力の向上に役立つ本をご紹介しました。ここからは、文章力を磨くためのポイントをご紹介します。書くことが苦手な方でも、いくつかのポイントを意識することで、文章力を磨くことができます。

伝わる文章を書くためには、以下の3点を意識しましょう。

  • 何を伝える文章か決める
  • 文章の構成・骨組みを決める
  • 伝えたい相手になりきって伝わるまで書く

まず、「何を書くのか」という文章の目的を明確にしましょう。文章の目的によって、書くべき内容と書き方が異なります。報告書であれば、結果や結果に対する考察を、商品を売るためのブログ記事であれば、読み手が書いたくなるような商品の情報や特徴を書く必要があります。

次に、文章の構成と骨組みを決めましょう。伝わりやすい構成を作ることで、読者はつまずくことなく、読み進めることができます。構成や骨組み作りの際は、ビジネス文書や論文であれば三段構成(序論・本論・結論)、小説のようなストーリー性のある文章は四段構成(起承転結)を意識しましょう。

最後に、伝えたい相手になりきって書くことを心がけましょう。書き手視点で書き出してしまっては、1人よがりの文章になる可能性があります。読み手の立場に立つことで、相手の求める情報を常に意識して、必要な伝わりやすい文章を書けるようになります。

小説を読むこともおすすめ

文章力を高める手段として、小説を読むことも有効です。小説は、作者によって文体や雰囲気が異なります。自身が魅力的だと感じる作品を読み、気になるフレーズがあればどこかにメモして、自身が文章を書いた際に活用することも1つの手です。

本を読んだらとにかく文章を書いて技術をあげましょう

文章の書き方が学べる本をご紹介しました。文章力を鍛える本は数多く出版されており、基本的な知識からロジカルライティング、キャッチコピーの作り方など、ジャンルは多岐にわたります。本を選ぶ際は、1冊の本に絞ること、書く内容の明確化の2点を意識し、数ある本の中から自身に合った1冊を見つけましょう。

ただし、本を読むだけでは文章力はつきません。文章力は、実際に自身で書いてこそ身につきます。本で学んだ知識やテクニックを参考に、自身でも文章を書く機会を増やすように心がけましょう。

-文書・文章作成

Copyright© BIZSEEZ , 2024 All Rights Reserved.