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おすすめ情報収集ツール4選。情報収集ツールの特徴や設定方法について解説

インターネットやSNSが発達し、多くの情報が出回るようになった一方で、情報収集の手間や負担が増加しました。効率的に情報収集するために、情報収集ツールを利用する方が多くみられますが、ツールを最大限活用できているでしょうか?こちらの記事では、情報収集における課題と情報収集ツールの活用についてご紹介します。

情報収集時に発生しやすい課題

情報収集は、知識を深めるために必要不可欠です。特にビジネスパーソンは、市場動向の把握やスキルアップには、情報収集が重要です。しかし、情報過多な現代だからこそ、情報収集に関する課題を感じざるを得ません。ビジネスパーソンを悩ませる課題感を紹介しますので、自身にあてはまるものがないか確認していきましょう。

情報を探し出すのに時間がかかる

情報収集では、時間や手間がかかってしまうという問題があります。インターネットやSNSの普及により、誰でも簡単に情報を集めることができるようになりました。しかし、その分誰でも手軽に情報を発信できるため、情報が溢れています。そのため、膨大な情報のなかから、自身に価値のある情報を見つけ出すのに時間がかかってしまいます。

必要な情報が流れてしまう

情報収集では、必要な情報を見逃す恐れがあります。インターネットやSNSでは、毎日膨大な情報が配信されます。情報はリアルタイムで増えるため、どんどん新しい情報が上書きされていきます。そのため、必要な情報が埋もれてしまい、情報を見逃してしまう可能性があるのです。

役立つ情報収集ツール

上述のような課題を抱えるビジネスパーソンは、効率的に情報収集する方法やスキルが求められます。そこで、情報収集の効率化におすすめなのが情報収集ツールです。情報収集ツールとは、最新情報を自動的に収集してくれる自動化ツールです。企業に勤めており、情報収集をすることが多い方は特におすすめです。こちらでは、ネットの情報収集に役立つツールを4種類ご紹介します。

Googleアラート

Googleアラートとは、Googleが提供する情報収集ツールです。Googleアラートにキーワードを登録すると、キーワードに関連する情報やニュースを自動で収集してくれます。

特徴

Googleアラートの特徴は、上述のようにキーワードを登録することができる点です。例えば、Googleアラートに「WEBマーケティング」のキーワードを登録すると、「WEBマーケティング」に関する最新の情報が登場した際、メールにて新着情報を通知してくれます。Googleアラートを活用すれば、情報収集を自動化するため、わざわざ検索する必要がありません。

設定方法

Googleアラートは、以下の手順で設定します。

  1. Googleアラートと検索し、アクセス
  2. トップ画面の検索ボックスにキーワードを入力
  3. 次に「オプションを表示」で通知を設定
  4. 「アラートを作成」ボタンで登録完了

オプション設定では、通知の頻度、情報ソース、言語、地域、抽出件数、配信先を設定することができます。

なお、Googleアラートに登録するキーワードは具体的に入力しましょう。例えば、「アイス」と登録した場合、アイスクリームやアイスホッケー、アイスショーなど、幅広い情報を抽出します。抽象的なキーワードは避け、具体的にキーワードを登録するようにしましょう。

Feedly

Feedlyは、RSSリーダー機能が搭載されたツールです。RSSリーダーとは、WEBサイトのURLを登録することで、最新情報や更新情報を要約、表示してくれる機能です。Feedlyに登録することで、新着情報を自動で収集、通知してくれます。

特徴

Feedlyの特徴は、キーワードだけでなく、特定のWEBサイトやブログの最新情報を入手できる点です。Googleアラートでは、キーワードを登録しましたが、FeedlyではWEBサイトやブログを登録することで新着情報をいち早く入手できます。TwitterなどのSNSと連携が可能で、入手した情報をツールからツイートが可能です。

さらに、Feedlyはスマホアプリも配信されているため、スマホからも利用でき、表示もスムーズです。

設定方法

Feedlyの設定方法は以下の通りです。

  1. ブラウザからFeedlyにアクセス
  2. GoogleもしくはSNSアカウントでログイン
  3. 検索ボックスにサイトURLなど入力
  4. 該当サイトが表示されたら「Follow」をクリック
  5. 「Sign Up with Google」をクリック
  6. Googleにログイン後「Add」をクリックで登録完了

登録されたWEBサイトは、カテゴリーごとに部類分けすることも可能です。ただし、アプリ内は英語表記となっているため、使いにくく感じる可能性もあります。

Inoreader

Inoreaderも同じくRSSリーダーを使ったツールです。PC、スマホからアクセスすることができ、新着情報を随時チェックできます。

特徴

Inoreaderは、日本語に対応しているため、英語表記であるFeedlyに比べて、使いやすいことが特徴です。

さらに、Googleアラートと無料で連携できることも特徴です。Googleアラートは他のツールと連携可能ですが、Feedlyの場合料金が発生します。しかし、Inoreaderであれば、無料で連携可能なため、効率的に情報収集ができます。

設定方法

Inoreaderの設定方法は、以下の通りです。

  1. Inoreaderにログイン
  2. 検索ボックスでWEBサイトのURLなど入力
  3. 「フィードを追加」で登録完了

Inoreaderも、SNSで収集した情報をシェアすることができます。また、Twitterのアカウントも登録することで、新着ツイートのチェックも行えます。

Simple RSS Reader

Simple RSS Readerは、スマホアプリに特化したRSSリーダーです。FeedlyやInoreaderと比べてシンプルな機能ですが、情報収集には十分役立ちます。

特徴

上述のように、Simple RSS Readerは厳選された機能が搭載されている点です。機能は、プッシュ通知、サイトの閲覧、未読記事の件数表示となっています。機能が少ない分、動作性や表示速度は優れているため、情報収集だけをしたいという方におすすめです。

Simple RSS Reader

Simple RSS Readerの設定方法は、以下の通りです。

  1. アプリをダウンロード
  2. 左上のメニューボタンから「フィード追加」をクリック
  3. WEBサイトのURLを入力し「登録」をクリック

Simple RSS Readerには、ウィジェット機能が搭載されているため、アプリ起動不要で通知を受け取れます。アプリは、iPhoneとAndroidの両方に対応しています。

ただし、90日以上アプリの起動がない場合、自動でデータが削除されます。登録したRSSも削除され、データ削除後はもう一度再登録しなければいけなくなるため、定期的にアプリを起動するようにしましょう。

ツールを組み合わせてさらに効率的に

Inoreaderと同様に、Googleアラートとツールを組み合わせることができます。例えば、GoogleアラートとInoreaderを連携させると、Googleアラートで収集した情報をInoreaderで受け取り、チェックが可能になります。

ただし、ツールによっては連携の際に料金が発生する場合があります。ツールを組み合わせる際は、Inoreaderのように、無料で連携できるものを選ぶようにしましょう。

効率的に情報収集するポイント

効率的に情報収集をするためには、情報収集ツールが役立つと解説しました。ただし、効率化を図る手段は情報収集ツールの導入だけではありません。情報源の使い分けや情報の取捨選択を徹底することで、さらにスピーディーに情報収集をすることができます。

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